当薬局について

多摩に根付いて約50年

当薬局は創業80年、多摩市で開局して約50年になります。創業は八王子にて小坂政雄によりなされました。開局当時は薬と言えば原料を混和し調整、薬剤師の判断で配合され地域住民に喜ばれていました。その精神は薬局製剤という形で残り、現在でも原料から風邪薬を始め保湿クリームなどを製造販売しております。

また多摩に開局した頃は処方箋業務は殆ど無く、一般薬や漢方薬により急性、慢性病に対応していました。従って夜中でも起こされては往診し、24時間来客を受け入れ適切な医薬品を提供、地域の皆様の健康と快適な生活を支えるように貢献して参りました。

現在では在宅などのチーム医療、処方箋応受はもちろん、長年の経験を生かした漢方治療を用いて多摩地域の皆様が健やかで元気に過ごせるように頑張っております。これからもどんな些細な要望にも、私たちにできることは何でも答えていく所存です。

特徴

「東洋医学」の利点を最大限に生かして

漢方薬を処方するにおいては専門の知識と経験が必要です。良質の材料を使用し、生薬を修治するには相応の技術も必要です。それらを駆使して専門性の高い医療を提供いたします。

また処方箋を応需するスタッフも東洋医学を熟知し、その知恵を生かした保険医療を提供しています。生活習慣はもちろん、薬が体に及ぼす影響を総合的に判断して安心安全な保険医療を実現いたします。

医薬品だけではなく、「外」からできる医療も提供。「鍼灸」部門では東洋医学に基づいた知識と手技を生かして、患者様の苦痛、不快感を取り除き、豊かな生活を手に入れていただきます。

チーム医療の中においてもその東洋医学の専門性を生かして、医療スタッフを支えております。

私たちができること

「本物」を目指して

葛根湯というように、「湯剤」は葉や根を集め処方しそれを煎じて服用するのが本当の飲み方です。同じように当帰芍薬散などの「散剤」は生薬を微粉末まで粉砕しそのまま服用します。桂枝茯苓丸などの「丸剤」は生薬粉末を蜂蜜にて製丸します。それぞれ処方毎に合った服用方法が定められています。

せっかく漢方薬を飲むのなら、一度は正真正銘の本物を伝統の方法で服用してみませんか?今までとは違った効果、特徴が感じられるでしょう。本当に自分に合っていたのか、合わないならどう不都合が生じるのか、本物を飲めば分かります。

どんな小さな相談でどんな小さな処方量でもかまいません。その都度その体調に合った漢方薬を必要量だけ作って差し上げます。

災害時及び新興感染症発生時における当社の取り組み

当薬局は、災害や新興感染症の発生時などに、行政機関から医薬品の供給などについて協力の要請があった場合には、地域の医療機関と連携し、必要な対応を行います。
ブログ「原始人のおもしろ絵日記」


小坂 智弘


kosakayakkyoku


小坂 智弘


オックー@漢方